Research

メディア論,メディア社会学に基づき、ローカル放送局を含むコミュニティ・メディア研究、メディア・リテラシーについての実践的研究を行っています。研究室には、エンパワメントとメディア・リテラシー、 デジタル・ストーリーテリング 、地域メディアなどに関心のある方々を歓迎します。
連絡先:a-ogawa (at mark) i.nagoya-u.ac.jp

現在の研究テーマ

メディアと社会的包摂をめぐる理論と実践 (科研基盤C 15K00464)
社会的包摂にメディアがどのように関わることができるのかということがテーマです。世の中で排除されがちな人びと、参画しづらい人びとがどのようにメディアによって社会参画できるようになっていけるのか。マス・メディアをはじめ、インターネットを介した新たなメディアやデジタル・ツールを用いた世界の実践,メディア表象に着目しながら研究しています。

■関連プロジェクト
メディア・コンテ : 対話的・協働的デジタル・ストーリーテリング実践
デジタル・ストーリーテラーズ : デジタル・ストーリーテリングに関わる人びとの情報交換Facebookページ
Nagoya ラジオカフェ (2016-2017)

■関連サイト
インクルーシブ・メディア:社会的包摂とメディアについて考える6つのノートとリンク集
研究報告書

■関連書籍
デジタル・ストーリーテリング ー声なき想いに物語を – リベルタ出版 (2016)

 

ホスピタルラジオの実践的研究 (大川情報通信財団平成30年度助成)
イギリスをはじめ、各地で展開されている「ホスピタルラジオ」について、同様の試みを日本で展開することを目標に、そのためのシステムやデバイス、プログラム開発を行います。

■関連プロジェクト
福井市ホスピタルラジオプロジェクト(プロジェクト名:悩み続けるラジオ)

■関連資料
英国に息づくホスピタルラジオ:p.91-96 (「放送レポート」273号にも掲載)

 

番組審議会の再検討 (放送文化基金平成28年度助成)
放送の自律を巡る議論が盛んになっています。番組審議会は1959年の放送法改正で新しく義務づけられた機関で、放送局が学識経験のある第三者に依頼して設置するものです。第三者機関としては、最近BPOなどが注目されていますが、法的に設置が義務づけられている番組審議会の可能性はいまだ無視することができません。設置以来50年余が過ぎ、時に課題が論じられることも多い番組審議会の現状を検討しながら、その可能性を模索しています。現在は、審議委員のインタビューを通して、広く放送への不信がどのようなプロセスから生まれているのかについても研究を進めています。

■関連プロジェクト
Nagoya ラジオカフェ (2016-2017)

■関連資料
地上波民間放送局における番組審議会の現状と課題 (マス・コミュニケーション研究92号):全国調査から
番組審議委員会における審議概要の内容分析 ― 在京民放テレビ6局の公開データ(2012-2016)を例に

在学生の修士論文/制作テーマ
環境広告をめぐる表現と受容 -CSRコミュニケーションの視点から
日本におけるイスラム教報道をめぐる内容分析
女性戦場ジャーナリストのナラティヴをめぐる比較分析

卒業生の修士論文/制作テーマ(抜粋)
企業における効果的なクライシス・コミュニケーションに関する考察 − 湯沸かし器事故の記者会見をめぐって(2014)
中国のマイクロブログ(微博)における社会参加 -「時計兄貴」事件をめぐるコメントの分析から-(2014)
いま中国残留孤児を考える ー家族と社会の狭間で(制作:2015)
地域活性化に対するコンテンツツーリズムの可能性と課題 ーIRISを例に(2016)
対話型ウェブ連動紀行番組「すばらしいアフリカ紀行」(コンテンツ/実践) (2017)
周縁から立ち上がるコミュニティ・メディア ー奄美大島のケーブルテレビ実践を例に (2018)

卒業生の就職先 (名古屋大学大学院院生)
2013年度 JTBコミュニケーションズ
2014年度 NEC, 九州電力
2015年度 博士後期課程進学(リーディング大学院), 上海電通, アペイサーテクノロジー(台湾)
2016年度 富士通, JFEスチール
2017年度 ニトリ, Kuki Media(韓国 CSTV局), 私立大学非常勤講師